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正しい文章に書き直そう|正誤問題の復習方法

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高校生向け正誤問題の効率的な復習法

今回は、共通テストなどでよく出題される正誤問題の効率的な勉強法についてお話しします。正誤問題は、しっかりとした復習のやり方を工夫することで、高い勉強効率を期待できます。ここでは、具体的な解き方と効果的な復習方法を詳しく説明します。

正誤問題とは?

正誤問題とは、ある事柄に対して複数の選択肢があり、正しいものまたは間違っているものを選ぶ形式の問題です。通常、4つから6つの選択肢が提示され、その中から正解を見つける必要があります。例えば、以下のような問題です。


次の物質の性質について正しいものをすべて選べ。
① 二酸化炭素や空気はともに化合物である。
② ヨウ素と砂の混合物から再結晶でヨウ素が得られる。
③ 混合物の海水は蒸留によって、水と塩化ナトリウムなどに分離できる。
④ 一酸化炭素と二酸化炭素は同素体の関係である。
⑤ ダイヤモンドと黒鉛は同素体の関係である。


このような問題形式です。

正誤問題の解き方

正誤問題を解く際には、まず「正しいもの」を選ぶのか「間違っているもの」を選ぶのかを確認しましょう。さらに、答えが1つでなく複数の場合もあるので、その点も確認が必要です。次に、ひとつひとつの選択肢が正しいか間違っているかをチェックしていきます。

上記の問題の場合、


① 二酸化炭素や空気はともに化合物である。
→ 空気は化合物でないので間違い。
② ヨウ素と砂の混合物から再結晶でヨウ素が得られる。
→ 再結晶では得られないので間違い。
③ 混合物の海水は蒸留によって、水と塩化ナトリウムなどに分離できる。
→ 蒸留で分類できるので正しい。
④ 一酸化炭素と二酸化炭素は同素体の関係である。
→ COとCO₂は同素体でないので間違い。
⑤ ダイヤモンドと黒鉛は同素体の関係である。
→ 炭素Cの同素体で正しい。


すべての選択肢をチェックしたら、もう一度「正しいもの」か「間違っているもの」を選ぶのかを確認して答えを出しましょう。

効果的な復習方法

正誤問題は、一問で複数の知識を復習できる利点があります。それぞれの選択肢を正しい文章に書き換えて復習することで、より深く理解することができます。
例えば、上記の問題の復習として、以下のように正しい文章に書き換えます。


① 二酸化炭素は化合物で空気は混合物である。
② ヨウ素と砂の混合物からろ過でヨウ素が得られる。
③ 混合物の海水は蒸留によって、水と塩化ナトリウムなどに分離できる。
④ 一酸化炭素と二酸化炭素は同じ炭素Cの化合物であるが同素体ではない
⑤ ダイヤモンドと黒鉛は同素体の関係である。


このように、正しい文章にすることで、一問で5つの知識を効果的に復習することができます。

まとめ

正誤問題は、高校生にとって重要な出題形式の一つです。正しい解き方と復習方法を身につけることで、勉強効率を飛躍的に向上させることができます。まずは問題の形式を理解し、一つ一つの選択肢を丁寧にチェックすることから始めましょう。そして、間違った選択肢を正しい文章に直して復習することで、知識の定着を図りましょう。この方法を実践すれば、共通テストなどの正誤問題で高得点を狙えること間違いなしです。