問題集を買ったらスタートダッシュでまずは一周!
問題集を買ったとき、最初はやる気に満ちて取り組むものの、途中で挫折してしまった経験はありませんか?実際、問題集を有効に活用するには、計画的な進め方が必要です。その中でも、最も効果的な方法の一つが「とりあえず一周すること」を優先する進め方です。この方法を活用することで、問題集を最後までやり遂げ、効率よく学習を進めることが可能になります。
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一周することの重要性
まず、問題集を手に入れたら、最初に意識すべきことは「一周すること」です。この一周の目的は、全体像を把握することにあります。どの単元が含まれているのか、どの程度の難易度かを知ることができます。特に、入試対策の問題集や学年のまとめ問題集など、広範囲にわたる内容をカバーする教材の場合、全体を見渡すことが重要です。
一周目では、できなかった問題や間違えた問題の復習はせず、ただ解き進めることを目標にしてください。このように進めることで、すべての問題に一度は触れることができ、どの問題が得意でどの問題が苦手なのかを把握することができます。
一周目で得られる効果
一周目を終えることで得られる最大の効果は、「すべてを解き終えた」という達成感です。達成感は勉強のモチベーションを高める大きな要因となります。特に、問題集の全体を通して解き終わったという事実は、自信を持つことに繋がります。
また、一周目を終えることで、自分の理解度や苦手な単元を明確に把握できるようになります。これにより、次のステップである二周目以降の学習計画が立てやすくなります。全体の問題を一通り経験したことで、特に注意すべき箇所や深く理解する必要がある部分が明確になるのです。
二周目以降の効果的な進め方
一周目を終えた後は、二周目以降の学習が始まります。ここでは、できなかった問題や苦手な単元に焦点を当てて進めていきます。じっくりと問題に取り組み、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを考えながら解いていくことが重要です。
この段階では、復習が主な目的となるため、一周目でつかんだ苦手分野を徹底的に克服することが求められます。問題集の全体像をつかんだ後、深い理解を目指して進めることで、学習の効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ
問題集を購入したら、まずはスタートダッシュを切って一周することを目指しましょう。全体を俯瞰することで、どのような単元が含まれているかを理解し、自分の苦手な部分を見極めることができます。そして、すべてを解き終わった達成感が、次の学習へのモチベーションを高めます。二周目からは、できなかった問題を中心に進めることで、効果的な学習を実現できます。この方法を実践し、問題集を最大限に活用しましょう。