「見える化」で勉強効率UP!|計画・目標・モチベの整え方
勉強をしていて、「何をすればいいのか分からない」「やる気が続かない」なんて感じたことはありませんか?
高校生活は、授業やテストに加えて、部活やアルバイトなど、毎日とにかく忙しいもの。そんな中でも、勉強を効率よく進めるには、「目に見える形で整理する」ことがとても効果的です。
この記事では、効率的な勉強のために使える3つの工夫、
①スケジュールメモ、②ビジョンボード、③数値目標の立て方
について紹介していきます。
勉強の全体像を見える化|スケジュールメモの活用術
「とりあえずワークやろう」と思っても、どこから手をつけていいかわからない…。
そんなときに使えるのが「スケジュールメモ」です。
スケジュールメモとは、勉強の予定や進捗をざっくりメモすることで、自分のペースを見える化できる方法です。
まずは「やるべきこと」をリストに!
- テスト範囲のページ数や課題をリスト化
- 教科ごとの進めたい単元や問題集の内容を書き出す
- 「1日何ページ進めればいいか」逆算して計画を立てる
たとえば、英語の問題集が50ページあって、テストまであと10日なら「1日5ページ」と決めるだけで、気持ちがラクになります。
このリストがあると、何をどれくらいやればいいかが明確になり、無駄な焦りを減らせます。
スケジュールメモのポイント
- 紙の手帳やノート、スマホのメモアプリでもOK
- 「今日は何をどこまでやったか」を毎日チェック
- できなかった日があっても、すぐにリスケジュールしてOK!
メモは「やらなきゃいけないこと」を書くだけでなく、「できたこと」を記録するのにも使えます。
振り返ることで、「けっこう進んでるな」と自信にもつながりますよ。
モチベーションを保つ|ビジョンボードの力
計画通りに勉強を進めるには、やっぱりやる気が必要。でも、毎日同じテンションではいられないのが現実です。
そんなときに心の支えになってくれるのが「ビジョンボード」です。
ビジョンボードって何?
ビジョンボードとは、「自分の目標や理想の姿」を写真や言葉でまとめたボードのこと。
たとえば…
- 志望校の写真
- 合格通知のイメージ
- 自分の目標を書いたメモ
- 憧れの職業や将来の夢のイラスト
などを一枚の紙やコルクボードに貼って、いつでも見える場所に置いておきます。
どうやって作るの?
- 自分の目標や夢を考える(できれば具体的に)
- イメージに合う写真や言葉を集める
- 見える場所に貼る(机・壁・スマホの待受けでもOK)
- 定期的に見直して、更新する
「今日はやる気が出ない…」という日も、ビジョンボードを見ることで「よし、少しでも前に進もう」と思えるきっかけになります。
目標を数字にしてみよう|数値目標のすすめ
「頑張る」「勉強する」といった目標は、やる気はあっても、実際には何をすればいいのかわからなくなることがあります。
そんなときは「数値目標」を取り入れてみましょう。
数値目標のメリット
- 目標が具体的になって迷いにくい
- 進捗をチェックしやすい
- 達成したときの達成感が大きい
たとえば…
- 「英語で80点以上をとる」
- 「毎日数学を30分やる」
- 「模試で偏差値を3上げる」
こういった目標を決めることで、「何を・どれくらい・いつまでにやるか」がはっきりします。
さらに、スケジュールメモと組み合わせれば、毎日の行動に落とし込みやすくなります。
数値目標を立てるときのコツ
- 今の自分の状況を把握する
- 少しだけ「がんばれば届く」ラインを狙う
- 進捗を定期的に見直す(週1など)
高すぎる目標は、途中でしんどくなるのでNG。
まずは「前よりちょっと上」を目指すのがコツです。
組み合わせて使えば、もっと効果的!
3つの工夫(スケジュールメモ・ビジョンボード・数値目標)は、それぞれ単体でも効果がありますが、組み合わせることで相乗効果が生まれます。
- スケジュールメモで勉強を管理しつつ、
- ビジョンボードでやる気を保ち、
- 数値目標で努力の方向を定める
という流れができれば、勉強の効率も格段にアップします。
たとえば、「次のテストで80点を取る(数値目標)」という目標に向けて、「問題集の◯ページまでを◯日までに終わらせる(スケジュールメモ)」、「志望校の写真と一緒にこの目標を書いて机に貼る(ビジョンボード)」という形にすれば、毎日の勉強に意味とモチベーションが生まれます。
よくある悩みとその対策
Q. 計画通りにいかないと落ち込む…
→最初から完璧を目指さないでOK!「ずれても調整すればいい」と思っておこう。
Q. ビジョンボードを見ていると逆に焦る
→焦るときは「今できていること」も一緒に書き足してみて。ポジティブな視点が大事です。
Q. 数値目標が高すぎて苦しい…
→最初は「ちょっとがんばれば届く目標」からスタートしよう!
まとめ
勉強は、ただ根性で頑張るよりも、「どうやって取り組むか」が大切です。
スケジュールメモで全体を把握し、ビジョンボードで気持ちを高め、数値目標で明確なゴールを作れば、モチベーションも維持しやすくなります。
「なんとなく頑張る」を卒業して、「見える形で進める」学習スタイルに切り替えてみませんか?
まずは、今日の勉強予定をメモに書くところからスタートしてみましょう!