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常用対数を用いる文章問題

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高校数学Ⅱ|指数関数と対数関数の基本例題42問一覧
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問題|常用対数を用いる文章問題

指数関数と対数関数 40\(\log_{10}3=0.4771\) のとき、ガラスを1枚通ると光の強さが \(1\) 割減るとき、光の強さをはじめの \(\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\) 以下にするためにはガラスを何枚以上重ねればよいか答えよ?

高校数学Ⅱ|指数関数と対数関数

解法のPoint

常用対数を用いる文章問題

Point:常用対数を用いる文章問題

常用対数を用いる文章問題は、


① 試行を \(1\) 回行ったときの結果を調べる。


 ガラス1枚を通すと、
 光の強さは、\(1-0.1=0.9\) 倍


② \(n\) 回行ったときの条件より、不等式を立てる。


 \(n\) 枚通したとき、
 はじめの \(\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\) 以下になるので、\(0.9^n{\small ~≦~}\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\)


③ 常用対数をとり、不等式を満たす整数 \(n\) の値を求める。


 \(\log_{10}0.9^n{\small ~≦~}\log_{10}\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\)
  \(~\Leftrightarrow ~ n{\small ~≧~}10.417\cdots\)
  よって、 \(n=11\) のとき。


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詳しい解説|常用対数を用いる文章問題

指数関数と対数関数 40

\(\log_{10}3=0.4771\) のとき、ガラスを1枚通ると光の強さが \(1\) 割減るとき、光の強さをはじめの \(\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\) 以下にするためにはガラスを何枚以上重ねればよいか答えよ?

高校数学Ⅱ|指数関数と対数関数

はじめの光の強さから、ガラスを \(1\) 枚通したときの光の強さは、


 \(1-0.1=0.9\)


よって、ガラスを \(n\) 枚通したときの光の強さは、


 \(0.9^n\)


これが、はじめの \(\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\) 以下となるので、


 \(0.9^n{\small ~≦~}\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}\)


常用対数をとると、


\(\begin{eqnarray}~~~\log_{10}0.9^n&{\small ~≦~}&\log_{10}\displaystyle \frac{\,1\,}{\,3\,}
\\[5pt]~~~n \cdot \log_{10}\displaystyle \frac{\,9\,}{\,10\,}&{\small ~≦~}&\log_{10}3^{-1}
\\[5pt]~~~n \cdot \left(\log_{10}3^2-\log_{10}10\right)&{\small ~≦~}&-\log_{10}3
\\[5pt]~~~n \cdot (2\log_{10}3-1)&{\small ~≦~}&-\log_{10}3\end{eqnarray}\)


ここで、\(\log_{10}3=0.4771\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~n \cdot (2 {\, \small \times \,} 0.4771-1)&{\small ~≦~}&-0.4771
\\[3pt]~~~-0.0458n&{\small ~≦~}&-0.4771
\\[3pt]~~~n&{\small ~≧~}&10.417\cdots\end{eqnarray}\)



これを満たす最小の整数は、\(n=11\)


したがって、ガラスを \(11\) 枚以上重ねればよい

 

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