- 数学Ⅱ|微分と積分「3次関数が極値をもつorもたない条件」の基本例題解説ページです。
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問題|3次関数が極値をもつorもたない条件
微分と積分 23☆関数 \(f(x)=x^3+ax^2+3x\) が極大値と極小値をもつような定数 \(a\) の値の範囲の求め方は?また、極値をもたないような定数 \(a\) の値の範囲の求め方は?
高校数学Ⅱ|微分と積分
解法のPoint
3次関数が極値をもつorもたない条件
Point:3次関数が極値をもつorもたない条件
\(f^{\prime}(x)=0\) が異なる2つの実数解を
もてばよいので、
判別式は \(D \gt 0\)
\(f^{\prime}(x)=0\) が実数解を1つもつ
または、実数解をもたないときより、
判別式は \(D{\small ~≦~}0\)
※ \(f^{\prime}(x)=0\) が実数解を1つもつときも、その前後で \(f^{\prime}(x)\) の符号が変わらないので極値でない。
■ 3次関数 \(y=f(x)\) が極大値と極小値をもつ
\(f^{\prime}(x)=0\) が異なる2つの実数解を
もてばよいので、
判別式は \(D \gt 0\)
■ 3次関数 \(y=f(x)\) が極値をもたない
\(f^{\prime}(x)=0\) が実数解を1つもつ
または、実数解をもたないときより、
判別式は \(D{\small ~≦~}0\)
※ \(f^{\prime}(x)=0\) が実数解を1つもつときも、その前後で \(f^{\prime}(x)\) の符号が変わらないので極値でない。
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詳しい解説|3次関数が極値をもつorもたない条件
微分と積分 23☆
関数 \(f(x)=x^3+ax^2+3x\) が極大値と極小値をもつような定数 \(a\) の値の範囲の求め方は?また、極値をもたないような定数 \(a\) の値の範囲の求め方は?
高校数学Ⅱ|微分と積分
\(f(x)=x^3+ax^2+3x\) を微分すると、
\(\begin{eqnarray}~~~f^{\prime}(x)&=&(x^3)^{\prime}+a(x^2)^{\prime}+3 \cdot (x)^{\prime}
\\[3pt]~~~&=&3x^2+a \cdot 2x+3 \cdot 1
\\[3pt]~~~&=&3x^2+2ax+3\end{eqnarray}\)
\(f(x)\) が極大値と極小値をもつには、
\(f^{\prime}(x)=0\) は異なる2つの実数解をもてばよい
よって、2次方程式 \(3x^2+2ax+3=0\) の判別式が \(D \gt 0\) であればよい
\(\begin{eqnarray}~~~\displaystyle \frac{\,D\,}{\,4\,}=a^2-3 \cdot 3 &\gt& 0
\\[5pt]~~~a^2-9 &\gt& 0
\\[3pt]~~~(a+3)(a-3) &\gt& 0\end{eqnarray}\)
\(y=(a+3)(a-3)\) の \(a\) のグラフは、

\(y \gt 0\) の範囲は \(a \lt -3~,~3 \lt a\)
したがって、\(a \lt -3~,~3 \lt a\) となる
また、極値をもたない条件は、
\(f^{\prime}(x)=0\) が実数解を1つもつまたは、実数解をもたないときであり、
2次方程式 \(3x^2+2ax+3=0\) の判別式が \(D{\small ~≦~}0\) であればよい
\(\begin{eqnarray}~~~\displaystyle \frac{\,D\,}{\,4\,}=a^2-3 \cdot 3&{\small ~≦~}&0
\\[5pt]~~~a^2-9&{\small ~≦~}&0
\\[3pt]~~~(a+3)(a-3)&{\small ~≦~}&0\end{eqnarray}\)
\(y=(a+3)(a-3)\) の \(a\) のグラフは、

\(y{\small ~≦~}0\) の範囲は \(-3{\small ~≦~}a{\small ~≦~}3\)
したがって、\(-3{\small ~≦~}a{\small ~≦~}3\) となる

