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2つの確率変数で決まる得点の期待値(平均)

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問題|2つの確率変数で決まる得点の期待値(平均)

統計的な推測 15☆1個のさいころと1枚の硬貨を投げ、硬貨で表が出ればさいころの目の数の2倍を得点とし、裏が出ればさいころの目を得点とするとき、得点の期待値(平均)の求め方は?

高校数学B|統計的な推測

解法のPoint

2つの確率変数で決まる得点の期待値(平均)

Point:2つの確率変数で決まる得点の期待値(平均)

2つの確率変数の積で表される得点などの期待値(平均)は、


① それぞれの期待値(平均) \(E(X)~,~E(Y)\) を求める。


② 2つの確率変数 \(X~,~Y\) が互いに独立であれば、得点 \(XY\) の期待値(平均)は、それぞれの期待値(平均)の積に等しい。


\(\begin{eqnarray}E(XY)&=&E(X)\,E(Y)\end{eqnarray}\)



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詳しい解説|2つの確率変数で決まる得点の期待値(平均)

統計的な推測 15☆

1個のさいころと1枚の硬貨を投げ、硬貨で表が出ればさいころの目の数の2倍を得点とし、裏が出ればさいころの目を得点とするとき、得点の期待値(平均)の求め方は?

高校数学B|統計的な推測

そのまま得点を確率変数として期待値(平均)を求めようとすると、
確率変数が \(1~,~2~,~3~,~\cdots ~,~12\) の範囲まで取り、それぞれの確率を求めて期待値(平均)を求めるのが大変になる。
よって、独立な2つの確率変数の積と考えて、それぞれの期待値(平均)から求める。

 

1個のさいころを投げたとき、出た目を確率変数 \(X\) とすると、
確率分布と期待値(平均) \(E(X)\)
は、


\(\begin{array}{c|cccccc|c}
X & 1 & 2 & 3 & 4 & 5 & 6 & 計 \\
\hline
P & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,6\,} & 1
\end{array}\)


\(\begin{eqnarray}~~~E(X)&=&\displaystyle \frac{\,1+2+3+4+5+6\,}{\,6\,}=\displaystyle \frac{\,7\,}{\,2\,}
\end{eqnarray}\)

 

次に、硬貨の表が出ると \(2\) 、裏が出ると \(1\) の値をとる確率変数を \( Y \) とすると、確率はそれぞれ \(\displaystyle \frac{\,1\,}{\,2\,}\) であるので、
確率分布と期待値(平均) \(E(Y)\)
は、


\(\begin{array}{c|cc|c}
Y & 2 & 1 & 計 \\[5pt]
\hline
P & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,2\,} & \displaystyle\frac{\,1\,}{\,2\,} & 1
\end{array}\)


\(\begin{eqnarray}~~~E(Y)&=&\displaystyle \frac{\,2\cdot 1+1\cdot 1\,}{\,2\,}
\\[5pt]~~~&=&\displaystyle \frac{\,3\,}{\,2\,}
\end{eqnarray}\)

 

ここで、得点は2つの確率変数 \( X \) と \( Y \) の積 \( XY \) で表せて、\( X \) と \( Y \) は互いに独立である


よって、\( XY \) の期待値(平均)はそれぞれの期待値(平均)の積であるので、


\(\begin{eqnarray}~~~E(XY)&=&E(X)\,E(Y)
\\[5pt]~~~&=&\displaystyle \frac{\,7\,}{\,2\,}{\, \small \times \,}\displaystyle \frac{\,3\,}{\,2\,}
\\[5pt]~~~&=&\displaystyle \frac{\,21\,}{\,4\,}
\end{eqnarray}\)

 

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