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母比率の仮説検定(両側検定5%)

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高校数学B|統計的な推測の基本例題52問一覧
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問題|母比率の仮説検定(両側検定5%)

統計的な推測 48硬貨を \(100\) 回投げて表が \(58\) 回出たとき、この硬貨は表と裏の出方に偏りがあると判断してよいか有意水準 \( 5 \) %で検定する方法は?また、表が \(60\) 回のときでは?ただし、\( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95~,~\)\(p(1.6)=0.4452~,~\)\(p(2)=0.4772 \) とする。

高校数学B|統計的な推測

 

この問題の解法は複数種類あるので、使っている教科書や問題集などに対応した解法を選びましょう。

・数研出版の教科書→棄却域タイプ
・問題集など→正規分布表タイプ
・東京書籍の教科書→標本比率タイプ

 

母比率の仮説検定(両側検定5%)|棄却域タイプ

解法のPoint|棄却域タイプ

Point:棄却域タイプ|母比率の仮説検定(両側検定5%)有意水準 \( 5 \) %の母比率の仮説検定(両側検定)は、


① 判断したい説に反する仮説を立てる。


 硬貨の表裏の出方に偏りがある(判断したい)
 (仮説)硬貨の表と裏の出方に偏りがないとする


② 仮説が正しいとして、確率変数 \( X \) の期待値(平均)と標準偏差を求めて、標準正規分布に従う \( Z \) に変換する。


 \( n=100 \) が大きいとき、
 二項分布 \( B(100~,~0.5) \) より、


  \(m=n\,p=50\)


  \(\sigma=\sqrt{\,n\,p\,(1-p)\,}=5\)


 変換の式は、\(Z=\displaystyle \frac{\,X-m\,}{\,\sigma\,}=\displaystyle \frac{\,X-50\,}{\,5\,}\)


③ 有意水準より棄却域を求める。



 \( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95 \) より、
 有意水準 \( 5 \) %の両側検定の棄却域は、
  \(Z{\small ~≦~}-1.96~,~1.96{\small ~≦~}Z\)


④ \(X\) の値を \(Z\) に変換して、\(Z\) の値が棄却域に入るかどうかを調べる。


 \(X=60\) のとき、\(Z=2.0\)
 → 棄却域に入る(めったに起こらない事象)
 → 偏りがないという仮説を棄却
 → 偏りがあると判断できる


 \(X=58\) のとき、\(Z=1.6\)
 → 棄却域に入らない(十分起こりうる事象)
 → 偏りがないという仮説を棄却できない
 → 偏りがあると判断できない


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詳しい解説|棄却域タイプ

統計的な推測 48

硬貨を \(100\) 回投げて表が \(58\) 回出たとき、この硬貨は表と裏の出方に偏りがあると判断してよいか有意水準 \( 5 \) %で検定する方法は?また、表が \(60\) 回のときでは?ただし、\( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95~,~\)\(p(1.6)=0.4452~,~\)\(p(2)=0.4772 \) とする。

高校数学B|統計的な推測

この硬貨の表と裏に偏りがあると判断したいので、表と裏の出方に偏りがないと仮説を立てる


その確率は \( p=\displaystyle \frac{\,1\,}{\,2\,}=0.5 \) となる


仮説が正しいとすると、\(100\) 回中 表が出る回数 \( X \) は二項分布 \( B\left(100~,~0.5\right) \) に従う


よって、確率変数 \( X \) の期待値(平均)と標準偏差は、


\(~~~m=100{\, \small \times \,}0.5=50\)


\(\begin{eqnarray}~~~\sigma&=&\sqrt{\,100{\, \small \times \,}0.5{\, \small \times \,}(1-0.5)\,}
\\[3pt]~~~&=&\sqrt{25}=5
\end{eqnarray}\)


これより、確率変数 \( X \) は近似的に正規分布 \( N\left(50~,~5^2\right) \) に従う


また、\(Z=\displaystyle \frac{\,X-50\,}{\,5\,}~~~\cdots \small [\,1\,]\) とおくと


確率変数 \(Z\) は標準正規分布 \( N(0~,~1) \) に従う

 

ここで、\( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95 \) より、有意水準 5% の棄却域は、


 \(Z{\small ~≦~}-1.96~,~1.96{\small ~≦~}Z~~~\cdots \small [\,2\,]\)

 

\({\small (1)}~\)\( X=58 \) のとき、\(\small [\,1\,]\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~Z&=&\displaystyle \frac{\,58-50\,}{\,5\,}=\displaystyle \frac{\,8\,}{\,5\,}=1.6
\end{eqnarray}\)


これは \(\small [\,2\,]\) の棄却域に入らないので、仮説を棄却できない


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できない

 

\({\small (2)}~\)\( X=60 \) のとき、\(\small [\,1\,]\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~Z&=&\displaystyle \frac{\,60-50\,}{\,5\,}=\displaystyle \frac{\,10\,}{\,5\,}=2.0
\end{eqnarray}\)


これは \(\small [\,2\,]\) の棄却域に入るので、仮説を棄却できる


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できる

 

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母比率の仮説検定(両側検定5%)

 

母比率の仮説検定(両側検定5%)|正規分布表タイプ

解法のPoint|正規分布表タイプ

Point:母比率の仮説検定(両側検定5%)有意水準 \( 5 \) %の母比率の仮説検定(両側検定)は、


① 判断したい説に反する仮説を立てる。


 硬貨の表裏の出方に偏りがある(判断したい)
 (仮説)硬貨の表と裏の出方に偏りがないとする


② 仮説が正しいとして、確率変数 \( X \) の期待値(平均)と標準偏差を求めて、標準正規分布に従う \( Z \) に変換する。


 \( n=100 \) が大きいとき、
 二項分布 \( B(100~,~0.5) \) より、


  \(m=n\,p=50\)


  \(\sigma=\sqrt{\,n\,p\,(1-p)\,}=5\)


 変換の式は、\(Z=\displaystyle \frac{\,X-m\,}{\,\sigma\,}=\displaystyle \frac{\,X-50\,}{\,5\,}\)


③ \(X\) の値から \(Z\) を求めて、確率変数 \(Z\) の絶対値がその値以上となる確率を求める。


 \(X=58\) のとき、\(Z=1.6\)


 よって、正規分布表より、
  \(P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}1.6\right)=0.1096\)


④ 求めた確率と有意水準 \( 5 \) %を比較する。


 ・ 求めた確率が有意水準 \( 5 \) %より小さい
 → めったに起こらない事象が起こる
 → 偏りがないという仮説を棄却
 → 偏りがあると判断できる


 ・ 求めた確率が有意水準 \( 5 \) %より大きい
 → 十分起こりうる事象が起こる
 → 偏りがないという仮説を棄却できない
 → 偏りがあると判断できない


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詳しい解説|正規分布表タイプ

統計的な推測 48

硬貨を \(100\) 回投げて表が \(58\) 回出たとき、この硬貨は表と裏の出方に偏りがあると判断してよいか有意水準 \( 5 \) %で検定する方法は?また、表が \(60\) 回のときでは?ただし、\( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95~,~\)\(p(1.6)=0.4452~,~\)\(p(2)=0.4772 \) とする。

高校数学B|統計的な推測

【別解】


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断したいので、表と裏の出方に偏りがないと仮説を立てる


その確率は \( p=\displaystyle \frac{\,1\,}{\,2\,}=0.5 \) となる


仮説が正しいとすると、\(100\) 回中 表が出る回数 \( X \) は二項分布 \( B\left(100~,~0.5\right) \) に従う


よって、確率変数 \( X \) の期待値(平均)と標準偏差は、


\(~~~m=100{\, \small \times \,}0.5=50\)


\(\begin{eqnarray}~~~\sigma&=&\sqrt{\,100{\, \small \times \,}0.5{\, \small \times \,}(1-0.5)\,}
\\[3pt]~~~&=&\sqrt{25}=5
\end{eqnarray}\)


これより、確率変数 \( X \) は近似的に正規分布 \( N\left(50~,~5^2\right) \) に従う


また、\(Z=\displaystyle \frac{\,X-50\,}{\,5\,}~~~\cdots \small [\,1\,]\) とおくと


確率変数 \(Z\) は標準正規分布 \( N(0~,~1) \) に従う

 

\({\small (1)}~\)\( X=58 \) のとき、\(\small [\,1\,]\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~Z&=&\displaystyle \frac{\,58-50\,}{\,5\,}=\displaystyle \frac{\,8\,}{\,5\,}=1.6
\end{eqnarray}\)


よって、確率変数 \(Z\) の絶対値が \(1.6\) 以上となる確率は、
正規分布表より、\(p(1.6)=0.4452\) を用いて、


\(\begin{eqnarray}P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}1.6\right)&=&2\cdot P(Z{\small ~≧~}1.6)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left\{0.5-p(1.6)\right\}
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-0.4452\right)
\\[3pt]~~&=&2{\, \small \times \,}0.0548
\\[3pt]~~&=&0.1096
\end{eqnarray}\)


したがって、\(10.96\) %となり、有意水準 \(5\) %よりも大きくなり、仮説を棄却できない


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できない

 

\({\small (2)}~\)\( X=60 \) のとき、\(\small [\,1\,]\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~Z&=&\displaystyle \frac{\,60-50\,}{\,5\,}=\displaystyle \frac{\,10\,}{\,5\,}=2.0
\end{eqnarray}\)


よって、確率変数 \(Z\) の絶対値が \(2.0\) 以上となる確率は、
正規分布表より、\(p(2)=0.4772\) を用いて、


\(\begin{eqnarray}P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}2.0\right)&=&2\cdot P(Z{\small ~≧~}2.0)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-p(2)\right)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-0.4772\right)
\\[3pt]~~&=&2{\, \small \times \,}0.0228
\\[3pt]~~&=&0.0456
\end{eqnarray}\)


したがって、\(4.56\) %となり、有意水準 \(5\) %よりも小さくなり、仮説を棄却できる


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できる

 

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母比率の仮説検定(両側検定5%)

 

母比率の仮説検定(両側検定5%)|標本比率タイプ

解法のPoint|標本比率タイプ

Point:母比率の仮説検定(両側検定5%)有意水準 \( 5 \) %の母比率の仮説検定(両側検定)は、


① 帰無仮説と対立仮説を立てる。


 偏りがないことを帰無仮説 \(p=0.5\)
 偏りがあることを対立仮説 \(p\ne 0.5\)


② 帰無仮説が正しいとして、標本比率 \(p^{\prime}\) より、標準正規分布に従う \( Z \) に変換する。


 期待値(平均)は、\(E(p^{\prime})=p=0.5\)


 標準偏差は、\(\sigma(p^{\prime})=\sqrt{\,\displaystyle \frac{\,p(1-p)\,}{\,n\,}}=0.05\)


 変換の式は、\(Z=\displaystyle \frac{\,p^{\prime}-p\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}\)


③ \(X\) の値から標本比率 \(p^{\prime}\) を求めて、母比率 \(p\) との差を求める。


 \(X=58\) のとき、\(p^{\prime}=\displaystyle \frac{\,X\,}{\,n\,}=0.58\)


 よって、\(\left|\,p^{\prime}-p\,\right|=0.08\)


④ 標本比率と母比率との差の絶対値が③の値以上となる確率を求める。


 \(\left|\,p^{\prime}-p\,\right|{\small ~≧~}0.08\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~\left|\displaystyle \frac{\,p^{\prime}-p\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}\right|
&{\small ~≧~}&
\displaystyle \frac{\,0.08\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}
\end{eqnarray}\)


 これより、


\(\begin{split}&P\left(\,\left|\,p^{\prime}-p\,\right|{\small ~≧~}0.08\,\right)
\\[5pt]~~=~&P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}1.6\right)=0.1096\end{split}\)


⑤ 求めた確率と有意水準 \( 5 \) %を比較する。


 ・ 求めた確率が有意水準 \( 5 \) %より小さい
 → めったに起こらない事象が起こる
 → 偏りがないという帰無仮説を棄却
 → 偏りがあると判断できる


 ・ 求めた確率が有意水準 \( 5 \) %より大きい
 → 十分起こりうる事象が起こる
 → 偏りがないという帰無仮説を棄却できない
 → 偏りがあると判断できない


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詳しい解説|標本比率タイプ

統計的な推測 48

硬貨を \(100\) 回投げて表が \(58\) 回出たとき、この硬貨は表と裏の出方に偏りがあると判断してよいか有意水準 \( 5 \) %で検定する方法は?また、表が \(60\) 回のときでは?ただし、\( P(\,-1.96{\small ~≦~}Z{\small ~≦~}1.96\,){\small ~≒~}0.95~,~\)\(p(1.6)=0.4452~,~\)\(p(2)=0.4772 \) とする。

高校数学B|統計的な推測

硬貨を投げて表が出る確率を \( p \) とすると、


 帰無仮説は、\( p=\displaystyle \frac{\,1\,}{\,2\,}=0.5 \)


 対立仮説は、\( p\ne 0.5 \)


また、標本比率を \( p^{\prime} \) とすると、


期待値(平均)は、


\(~~~E(p^{\prime})=p=0.5\)


標準偏差は、


\(\begin{eqnarray}~~~\sigma(p^{\prime})&=&\sqrt{\,\displaystyle \frac{\,p(1-p)\,}{\,n\,}}
\\[5pt]~~~&=&\sqrt{\,\displaystyle \frac{\,0.5\cdot (1-0.5)\,}{\,100\,}}
\\[5pt]~~~&=&\,\displaystyle \frac{\,\sqrt{0.5\cdot 0.5}\,}{\,\sqrt{100}\,}
\\[5pt]~~~&=&\displaystyle \frac{\,0.5\,}{\,10\,}
\\[5pt]~~~&=&0.05
\end{eqnarray}\)


\( Z=\displaystyle \frac{\,p^{\prime}-p\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,} \) とおくと、


確率変数 \( Z \) は標準正規分布 \(N(0~,~1)\) に従う

 

\({\small (1)}~\)\(X=58\) のとき、標本比率 \( p^{\prime} \) は、


\(\begin{eqnarray}~~~p^{\prime}&=&\displaystyle \frac{\,X\,}{\,n\,}=\displaystyle \frac{\,58\,}{\,100\,}=0.58
\end{eqnarray}\)


ここで、標本比率と母比率の差の絶対値が \( 0.08 \) 以上となる確率を考えると、


\(~~~\left|\,p^{\prime}-p\,\right|{\small ~≧~}0.08\)


両辺を \( \sigma(p^{\prime}) \) で割ると、


\(\begin{eqnarray}~~~\left|\displaystyle \frac{\,p^{\prime}-p\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}\right|
&{\small ~≧~}&
\displaystyle \frac{\,0.08\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}
\end{eqnarray}\)


左辺は \( Z \) となり、右辺は \( \sigma(p^{\prime})=0.05 \) より、


\(\begin{eqnarray}~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&\displaystyle \frac{\,0.08\,}{\,0.05\,}
\\[5pt]~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&\displaystyle \frac{\,8\,}{\,5\,}
\\[5pt]~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&1.6
\end{eqnarray}\)


よって、確率変数 \(Z\) の絶対値が \(1.6\) 以上となる確率は、
正規分布表より、\(p(1.6)=0.4452\) を用いて、


\(\begin{eqnarray}~~~P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}1.6\right)&=&2\cdot P(Z{\small ~≧~}1.6)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left\{0.5-p(1.6)\right\}
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-0.4452\right)
\\[3pt]~~&=&2{\, \small \times \,}0.0548
\\[3pt]~~&=&0.1096
\end{eqnarray}\)


したがって、\(10.96\) %となり、有意水準 \(5\) %よりも大きくなり、帰無仮説 \(p=0.5\) を棄却できない


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できない

 

\({\small (2)}~\)\(X=60\) のとき、標本比率 \( p^{\prime} \) は、


\(\begin{eqnarray}~~~p^{\prime}&=&\displaystyle \frac{\,X\,}{\,n\,}=\displaystyle \frac{\,60\,}{\,100\,}=0.60
\end{eqnarray}\)


ここで、標本比率と母比率の差の絶対値が \( 0.10 \) 以上となる確率を考えると、


\(~~~\left|\,p^{\prime}-p\,\right|{\small ~≧~}0.10\)


両辺を \( \sigma(p^{\prime}) \) で割ると、


\(\begin{eqnarray}~~~\left|\displaystyle \frac{\,p^{\prime}-p\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}\right|
&{\small ~≧~}&
\displaystyle \frac{\,0.10\,}{\,\sigma(p^{\prime})\,}
\end{eqnarray}\)


左辺は \( Z \) となり、右辺は \( \sigma(p^{\prime})=0.05 \) より、


\(\begin{eqnarray}~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&\displaystyle \frac{\,0.10\,}{\,0.05\,}
\\[5pt]~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&\displaystyle \frac{\,10\,}{\,5\,}
\\[5pt]~~~\left|Z\right|&{\small ~≧~}&2.0
\end{eqnarray}\)


よって、確率変数 \(Z\) の絶対値が \(2.0\) 以上となる確率は、
正規分布表より、\(p(2)=0.4772\) を用いて、


\(\begin{eqnarray}P\left(\left|Z\right|{\small ~≧~}2.0\right)&=&2\cdot P(Z{\small ~≧~}2.0)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-p(2)\right)
\\[3pt]~~&=&2\cdot \left(0.5-0.4772\right)
\\[3pt]~~&=&2{\, \small \times \,}0.0228
\\[3pt]~~&=&0.0456
\end{eqnarray}\)


したがって、\(4.56\) %となり、有意水準 \(5\) %よりも小さくなり、帰無仮説 \(p=0.5\) を棄却できる


この硬貨の表と裏に偏りがあると判断できる

 

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