オンライン家庭教師生徒募集中!詳しくはこちらから!

放物線の方程式の決定

スポンサーリンク
スポンサーリンク

放物線の方程式の決定の解法

Point:放物線の方程式の決定与えられた条件が、
(1) 焦点 \((p~,~0)\) 、準線 \(x=p\) のとき、
→ \(x\) 軸が軸の放物線となり、

$$y^2=4px$$

この式に \(p\) の値を代入して、放物線の方程式を求める。
 
(2) 焦点 \((0~,~p)\) 、準線 \(y=p\) のとき、
→ \(y\) 軸が軸の放物線となり、

$$x^2=4py$$

この式に \(p\) の値を代入して、放物線の方程式を求める。

 

問題解説:放物線の方程式の決定

問題解説(1)

問題次の条件を満たす放物線の方程式を求めて、概形をかけ。
\({\small (1)}~\)焦点 \((-5~,~0)\) 、準線 \(x=5\) の放物線。

焦点 \((-5~,~0)\) 、準線 \(x=5\) であるので、この放物線は \(x\) 軸が軸となる。
よって、放物線の方程式は、$$~~~y^2=4px$$となる。
\(p=-5\) であるので、代入すると、$$~~~y^2=4\cdot(-5)\cdot x$$$$~~~y^2=-20x$$したがって、標準形は \(y^2=-20x\) となり、概形は、

となる。

 



問題解説(2)

問題次の条件を満たす放物線の方程式を求めて、概形をかけ。
\({\small (2)}~\)焦点 \((0~,~4)\) 、頂点 \((0~,~0)\) の放物線。

焦点 \((0~,~4)\) で頂点 \((0~,~0)\) であるので、準線が \(y=-4\) となる。
よって、この放物線は \(x\) 軸が軸となり、放物線の方程式は、$$~~~x^2=4py$$となる。
\(p=4\) であるので、代入すると、$$~~~x^2=4\cdot4\cdot y$$$$~~~x^2=16y$$したがって、標準形は \(x^2=16y\) となり、概形は、

となる。

 

今回のまとめ

放物線の方程式の決定について解説しました。はじめに、焦点や準線の条件より、\(x\) 軸が軸または \(y\) 軸が軸のどちらの放物線となるかを判断しましょう。

【問題一覧】数学Ⅲ|2次曲線
このページは「高校数学Ⅲ:2次曲線」の問題一覧ページとなります。解説の見たい単元名がわからないときは...