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素因数分解と末尾の0の個数

このページは、「素因数分解と末尾の0の個数」の練習問題アーカイブページとなります。
 
この問題の解き方の詳細は↓
素因数分解と末尾の0の個数 で確認できます。

問題アーカイブ01

問題アーカイブ01\(1\) から \(100\) までの \(100\) 個の自然数の積 \(1 \cdot 2 \cdot 3 \cdot~ \cdots~ \cdot 100\) を \(N\) とする。
\({\small (1)}~1\) から \(100\) までの自然数のうち、\(5\) の倍数の個数を求めよ。また、\(5^2\) の倍数の個数を求めよ。
\({\small (2)}~N\) を素因数分解したとき、素因数 \(5\) の個数を求めよ。
\({\small (3)}~N\) を計算すると、末尾に \(0\) が何個連続して並ぶか。

数研出版|数学A[104-901] p.184 演習問題A 2
数研出版|新編数学A[104-904] p.167 章末問題B 9

\(\begin{eqnarray}~~~N&=&100\,!\\[3pt]~~~&=&100 \cdot 99 \cdot 98 \cdot~ \cdots~ \cdot 3 \cdot 2 \cdot 1\\[3pt]~~~&=&1 \cdot 2 \cdot 3 \cdot~ \cdots~ \cdot 98 \cdot 99 \cdot 100\end{eqnarray}\)


\({\small (1)}\) について、\(1\) ~ \(100\) の自然数の中で \(5\) の倍数は、


 \(\{\,5 \cdot 1~,~5 \cdot 2~,~ \cdots~,~5 \cdot 20\,\}\)


 これより \(20\) 個


\(5^2\) すなわち \(25\) の倍数は、


 \(\{\,25 \cdot 1~,~25 \cdot 2~,~25 \cdot 3~,~25 \cdot 4\,\}\)


 これより \(4\) 個


したがって、\(5\) の倍数は \(20\) 個、\(5^2\) の倍数は \(4\) 個となる

 
 

\({\small (2)}\) について、\(5\) の倍数・\(25\) の倍数に加えて、\(125\) の倍数も考える


\(125\) の倍数は、


 \(125 \gt 100\) より \(1\) ~ \(100\) の中に存在しないので、


 これより \(0\) 個


 \(\begin{array}{c|ccccc|c}&5&10&\cdots&95&100&\\\hline 5&○&○&\cdots&○&○&20個\\25&&&&&○&4個\\125&&&&&&0個\end{array}\)

※ 数式は横にスクロールできます。


よって、素因数 \(5\) の個数は、


 \(20+4+0=24\)


したがって、素因数 \(5\) の個数は \(24\) 個となる

※ 例えば \(25=5^2\) は、\(5\) の倍数・\(25\) の倍数として \(2\) 回数えられ、ちょうど素因数 \(5\) を \(2\) 個もつことと対応している。このように重ねて数えることで、各数がもつ素因数 \(5\) の個数を正しく合計できる。

 
 

\({\small (3)}\) について、\(N\) を計算したとき末尾に \(0\) が何個連続して並ぶかは、素因数 \(10\) の個数と等しいので、


ここで、\(10=2 \cdot 5\) より、素因数 \(2\) と素因数 \(5\) の個数のうち少ない方の個数だけ素因数 \(10\) ができる


\(1\) ~ \(100\) の自然数の中で \(2\) の倍数は、


 \(\{\,2 \cdot 1~,~2 \cdot 2~,~ \cdots~,~2 \cdot 50\,\}\)


 これより \(50\) 個あり、\(4\) の倍数・\(8\) の倍数 \(\cdots\) も含めると、素因数 \(2\) の個数は \(50\) 個より多い


よって、素因数 \(5\) は \(24\) 個、素因数 \(2\) は \(24\) 個より多いので、素因数 \(10\) は \(24\) 個できる


したがって、\(N\) を計算した末尾に \(0\) が \(24\) 個並ぶ

 



問題アーカイブ02

問題アーカイブ02\(30\,!\) について、次の問に答えよ。
ただし、\(30\,!=30 \cdot 29 \cdot 28 \cdot~ \cdots~ \cdot 3 \cdot 2 \cdot 1\) である。
\({\small (1)}~30\,!\) は \(2\) で何回割り切れるか。
\({\small (2)}~30\,!\) は一の位から続けていくつの \(0\) が並ぶか。

東京書籍|Advanced数学A[002-901] p.143 練習問題 3
東京書籍|Standard数学A[002-902] p.158 Level Up 2

\(\begin{eqnarray}~~~N&=&30\,!\\[3pt]~~~&=&30 \cdot 29 \cdot 28 \cdot~ \cdots~ \cdot 3 \cdot 2 \cdot 1\\[3pt]~~~&=&1 \cdot 2 \cdot 3 \cdot~ \cdots~ \cdot 28 \cdot 29 \cdot 30\end{eqnarray}\)


\({\small (1)}\) について、\(30\,!\) が \(2\) で何回割り切れるかは、素因数 \(2\) の個数と等しい


\(1\) ~ \(30\) の自然数の中で \(2\) の倍数は、


 \(\{\,2 \cdot 1~,~2 \cdot 2~,~ \cdots~,~2 \cdot 15\,\}\)


 これより \(15\) 個


\(4\) の倍数は、


 \(\{\,4 \cdot 1~,~4 \cdot 2~,~ \cdots~,~4 \cdot 7\,\}\)


 これより \(7\) 個


\(8\) の倍数は、


 \(\{\,8 \cdot 1~,~8 \cdot 2~,~8 \cdot 3\,\}\)


 これより \(3\) 個


\(16\) の倍数は、


 \(\{\,16 \cdot 1\,\}\)


 これより \(1\) 個


 \(\begin{array}{c|cccccccccccccc c|c}&2&4&6&8&10&12&14&16&18&20&22&24&26&28&30&\\\hline 2&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&○&15個\\4&&○&&○&&○&&○&&○&&○&&○&&7個\\8&&&&○&&&&○&&&&○&&&&3個\\16&&&&&&&&○&&&&&&&&1個\end{array}\)

※ 数式は横にスクロールできます。


よって、素因数 \(2\) の個数は、


 \(15+7+3+1=26\)


したがって、\(30\,!\) は \(2\) で \(26\) 回割り切れる

※ 例えば \(8=2^3\) は、\(2\) の倍数・\(4\) の倍数・\(8\) の倍数として \(3\) 回数えられ、ちょうど素因数 \(2\) を \(3\) 個もつことと対応している。このように重ねて数えることで、各数がもつ素因数 \(2\) の個数を正しく合計できる。

 
 

\({\small (2)}\) について、\(30\,!\) の末尾に \(0\) が何個連続して並ぶかは、素因数 \(10\) の個数と等しいので、


\(1\) ~ \(30\) の自然数の中で \(5\) の倍数は


 \(\{\,5 \cdot 1~,~5 \cdot 2~,~5 \cdot 3~,~5 \cdot 4~,~5 \cdot 5~,~5 \cdot 6\,\}\)


 これより \(6\) 個


\(25\) の倍数は、


 \(\{\,25 \cdot 1\,\}\)


 これより \(1\) 個


 \(\begin{array}{c|cccccc|c}&5&10&15&20&25&30&\\\hline 5&○&○&○&○&○&○&6個\\25&&&&&○&&1個\end{array}\)


よって、素因数 \(5\) は \(7\) 個で、素因数 \(2\) は \(26\) 個なので、素因数 \(10\) は \(7\) 個できる


したがって、\(30\,!\) は一の位から \(0\) が \(7\) 個並ぶ