問題解説:分数倍の作図
問題\({\rm AB}\) の長さが \(1\) のとき、\({\rm AP}={\large \frac{3}{2}}\) となるような点 \({\rm P}\) を作図せよ。
直線 \({\rm AB}\) 上に分母の値より、\({\rm AC}=2\) となるようにコンパスを用いて点 \({\rm C}\) をとります。
点 \({\rm A}\) を通り直線 \({\rm AB}\) とは別の直線 \(l\) を引き分子の値より \({\rm AD}=3\) となるような点 \({\rm D}\) をとります。
直線 \({\rm CD}\) を引いて、この直線に平行で点 \({\rm B}\) を通る直線を作図します。
このとき、直線 \({\rm AD}\) との交点を \({\rm D}\) とすると、$$~~~{\rm AP}=\frac{3}{2}$$となります。
今回のまとめ
分数倍の作図では、分母の値と分子の値を利用して作図をしていく方法をおさえておきましょう。
【問題一覧】数学A:図形の性質
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