オンライン家庭教師生徒募集中!詳しくはこちらから!

ド・モルガンの法則と要素の個数

  • 数学A|場合の数と確率「ド・モルガンの法則と要素の個数」の基本例題解説ページです。
  • 目次をクリックすると各セクションへ移動します。
高校数学A|場合の数と確率の基本例題57問一覧
よりくわ高校数学|場合の数と確率yorikuwa.com

問題|ド・モルガンの法則と要素の個数

場合の数と確率 03\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) の倍数でも \(3\) の倍数でもない集合の要素の個数は?また、\(2\) の倍数であるが \(3\) の倍数でない集合の要素の個数は?

高校数学A|場合の数と確率

解法のPoint

ド・モルガンの法則と要素の個数

Point:ド・モルガンの法則と要素の個数

全体集合 \(U\) の部分集合である集合 \(A\) と集合 \(B\) において、


■ \(A\) でない集合かつ \(B\) でない集合


ド・モルガンの法則より、


\(\begin{eqnarray}n(\overline{A} \cap \overline{B})&=&n(\overline{A \cup B})\\[3pt]&=&n(U)-n(A \cup B)\end{eqnarray}\)



■ \(A\) でない集合または \(B\) でない集合


ド・モルガンの法則より、


\(\begin{eqnarray}n(\overline{A} \cup \overline{B})&=&n(\overline{A \cap B})\\[3pt]&=&n(U)-n(A \cap B)\end{eqnarray}\)



■ 集合 \(A\) かつ \(B\) でない集合


ベン図で表すと、



\(n(A \cap \overline{B})=n(A)-n(A \cap B)\)



©︎ 2026 教科書より詳しい高校数学 yorikuwa.com

詳しい解説|ド・モルガンの法則と要素の個数

場合の数と確率 03

\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) の倍数でも \(3\) の倍数でもない集合の要素の個数は?また、\(2\) の倍数であるが \(3\) の倍数でない集合の要素の個数は?

高校数学A|場合の数と確率

\(100\) 以下の自然数の全体の集合を \(U\)とすると、


 \(n(U)=100~~~\cdots {\small [\,1\,]}\)


\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) の倍数の集合 \(A\) の要素の個数は、


 \(A=\{\,2 \cdot 1~,~2 \cdot 2~,~\cdots~,~2 \cdot 50\,\}\)


これより、\(2 \cdot 1\) から \(2 \cdot 50\) までの \(50\) 個あるので、


 \(n(A)=50~~~\cdots {\small [\,2\,]}\)


\(3\) の倍数の集合 \(B\) の要素の個数は、


 \(B=\{\,3 \cdot 1~,~3 \cdot 2~,~\cdots~,~3 \cdot 33\,\}\)


これより、\(3 \cdot 1\) から \(3 \cdot 33\) までの \(33\) 個あるので、


 \(n(B)=33~~~\cdots {\small [\,3\,]}\)


\(2\) の倍数かつ \(3\) の倍数、つまり \(6\) の倍数の集合 \(A \cap B\)は、


 \(A \cap B=\{\,6 \cdot 1~,~6 \cdot 2~,~\cdots~,~6 \cdot 16\,\}\)


これより、\(6 \cdot 1\) から \(6 \cdot 16\) までの \(16\) 個あるので、


 \(n(A \cap B)=16~~~\cdots {\small [\,4\,]}\)


\(2\) の倍数または \(3\) の倍数の集合 \(A \cup B\)は、


\({\small [\,2\,]}~,~\)\({\small [\,3\,]}~,~\)\({\small [\,4\,]}\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~n(A \cup B)&=&n(A)+n(B)-n(A \cap B)\\[3pt]~~~&=&50+33-16\\[3pt]~~~&=&67~~~\cdots {\small [\,5\,]}\end{eqnarray}\)

 
 

ここで、\(2\) の倍数でも \(3\) の倍数でもない集合 \(\overline{A} \cap \overline{B}\) は、


ド・モルガンの法則より、


\(\begin{eqnarray}~~~n(\overline{A} \cap \overline{B})&=&n(\overline{A \cup B})\\[3pt]~~~&=&n(U)-n(A \cup B)\end{eqnarray}\)


\({\small [\,1\,]}\) と \({\small [\,5\,]}\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~\phantom{n(\overline{A} \cap \overline{B})}&=&100-67\\[3pt]~~~&=&33\end{eqnarray}\)

 
 

また、\(2\) の倍数であるが \(3\) の倍数でない集合は、
集合 \(A \cap \overline{B}\) であるので、



ベン図より、


\(\begin{eqnarray}~~~n(A \cap \overline{B})&=&n(A)-n(A \cap B)\end{eqnarray}\)


\({\small [\,2\,]}~,~\)\({\small [\,4\,]}\) より、


\(\begin{eqnarray}~~~\phantom{n(A \cap \overline{B})}&=&50-16\\[3pt]~~~&=&34\end{eqnarray}\)

 

目次に戻る ↑

高校数学A|場合の数と確率の基本例題57問一覧
よりくわ高校数学|場合の数と確率yorikuwa.com