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3つの集合の和集合の要素の個数

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高校数学A|場合の数と確率の基本例題57問一覧
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問題|3つの集合の和集合の要素の個数

場合の数と確率 04☆\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) 、\(3\) 、\(5\) の少なくとも \(1\) つで割り切れる数の個数の求め方は?

高校数学A|場合の数と確率

解法のPoint

3つの集合の和集合の要素の個数

Point:3つの集合の和集合の要素の個数

\(3\) つの集合 \(A~,~B~,~C\) の和集合の要素の個数は、



① それぞれの集合の要素の個数 \(n(A)~,~\)\(n(B)~,~\)\(n(C)\) と \(2\) つの集合の共通部分の要素の個数 \(n(A \cap B)~,~\)\(n(B \cap C)~,~\)\(n(C \cap A)\) 、\(3\) つの集合の共通部分の要素の個数 \(n(A \cap B \cap C)\) を求める。


② 公式を用いて、和集合 \(n(A \cup B \cup C)\) を求める。


\(\begin{eqnarray}n(A \cup B \cup C)&=&n(A)+n(B)+n(C)\\[3pt]~~~&&-n(A \cap B)-n(B \cap C)-n(C \cap A)\\[3pt]~~~&&+n(A \cap B \cap C)\end{eqnarray}\)


※ \(3\) つの集合の要素の個数 \(n(A)~,~\)\(n(B)~,~\)\(n(C)\) の和から共通部分 \(n(A \cap B)~,~\)\(n(B \cap C)~,~\)\(n(C \cap A)\) を引くと、\(3\) つの共通部分のカウントが \(0\) になってしまうのでさらに \(n(A \cap B \cap C)\) を加える。


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詳しい解説|3つの集合の和集合の要素の個数

場合の数と確率 04☆

\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) 、\(3\) 、\(5\) の少なくとも \(1\) つで割り切れる数の個数の求め方は?

高校数学A|場合の数と確率

\(100\) 以下の自然数のうち、\(2\) の倍数の集合 \(A\) の要素の個数は、


 \(A=\{\,2 \cdot 1~,~2 \cdot 2~,~\cdots~,~2 \cdot 50\,\}\)


これより、\(2 \cdot 1\) から \(2 \cdot 50\) までの \(50\) 個あるので、


 \(n(A)=50~~~\cdots {\small [\,1\,]}\)


\(3\) の倍数の集合 \(B\) の要素の個数は、


 \(B=\{\,3 \cdot 1~,~3 \cdot 2~,~\cdots~,~3 \cdot 33\,\}\)


これより、\(3 \cdot 1\) から \(3 \cdot 33\) までの \(33\) 個あるので、


 \(n(B)=33~~~\cdots {\small [\,2\,]}\)


\(5\) の倍数の集合 \(C\) の要素の個数は、


 \(C=\{\,5 \cdot 1~,~5 \cdot 2~,~\cdots~,~5 \cdot 20\,\}\)


これより、\(5 \cdot 1\) から \(5 \cdot 20\) までの \(20\) 個あるので、


 \(n(C)=20~~~\cdots {\small [\,3\,]}\)


\(2\) の倍数かつ \(3\) の倍数、つまり \(6\) の倍数の集合 \(A \cap B\)は、


 \(A \cap B=\{\,6 \cdot 1~,~6 \cdot 2~,~\cdots~,~6 \cdot 16\,\}\)


これより、\(6 \cdot 1\) から \(6 \cdot 16\) までの \(16\) 個あるので、


 \(n(A \cap B)=16~~~\cdots {\small [\,4\,]}\)


\(3\) の倍数かつ \(5\) の倍数、つまり \(15\) の倍数の集合 \(B \cap C\)は、


 \(B \cap C=\{\,15 \cdot 1~,~15 \cdot 2~,~\cdots~,~15 \cdot 6\,\}\)


これより、\(15 \cdot 1\) から \(15 \cdot 6\) までの \(6\) 個あるので、


 \(n(B \cap C)=6~~~\cdots {\small [\,5\,]}\)


\(5\) の倍数かつ \(2\) の倍数、つまり \(10\) の倍数の集合 \(C \cap A\)は、


 \(C \cap A=\{\,10 \cdot 1~,~10 \cdot 2~,~\cdots~,~10 \cdot 10\,\}\)


これより、\(10 \cdot 1\) から \(10 \cdot 10\) までの \(10\) 個あるので、


 \(n(C \cap A)=10~~~\cdots {\small [\,6\,]}\)


\(2\) の倍数かつ \(3\) の倍数かつ \(5\) の倍数、つまり \(30\) の倍数の集合 \(A \cap B \cap C\)は、


 \(A \cap B \cap C=\{\,30 \cdot 1~,~30 \cdot 2~,~30 \cdot 3\,\}\)


これより、\(3\) 個あるので、


 \(n(A \cap B \cap C)=3~~~\cdots {\small [\,7\,]}\)

 
 

\(2~,~3~,~5\) の少なくとも \(1\) つで割り切れる数の集合は、
\(2\) の倍数または \(3\) の倍数または \(5\) の倍数の集合の要素の個数であり、


\({\small [\,1\,]}\) から \({\small [\,7\,]}\) を用いると、


\(\begin{eqnarray}~~~&&n(A \cup B \cup C)\\[3pt]~~~&=&n(A)+n(B)+n(C)-n(A \cap B)-n(B \cap C)-n(C \cap A)+n(A \cap B \cap C)\\[3pt]~~~&=&50+33+20-16-6-10+3\\[3pt]~~~&=&106-32\\[3pt]~~~&=&74\end{eqnarray}\)

※ 数式は横にスクロールできます。

 

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