- 数学Ⅲ|関数「指数関数・対数関数の逆関数」の基本例題解説ページです。
- 目次をクリックすると各セクションへ移動します。
問題|指数関数・対数関数の逆関数
関数 16指数関数 \(y=2^{x}\) の逆関数の求め方と、もとのグラフとの関係は?また、対数関数 \( y=\log_{2}x \) の逆関数の求め方と、もとのグラフとの関係は?
高校数学Ⅲ|関数
解法のPoint
指数関数の逆関数
Point:指数関数の逆関数
① 指数関数の値域を求める。
\(y=2^x\) より、値域は \(y \gt 0\)
② 指数関数の式の両辺に対数をとり、\(x\) について解く。
\(y=2^x~\Leftrightarrow ~\log_{2}{y}=x\)
③ \(x\) と \(y\) を入れ替えて逆関数を求める。また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となる。
\(y=\log_{2}{x}~~(\,x \gt 0\,)\)
指数関数の逆関数の求め方は、
① 指数関数の値域を求める。
\(y=2^x\) より、値域は \(y \gt 0\)
② 指数関数の式の両辺に対数をとり、\(x\) について解く。
\(y=2^x~\Leftrightarrow ~\log_{2}{y}=x\)
③ \(x\) と \(y\) を入れ替えて逆関数を求める。また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となる。
\(y=\log_{2}{x}~~(\,x \gt 0\,)\)
©︎ 2026 教科書より詳しい高校数学 yorikuwa.com
対数関数の逆関数
Point:対数関数の逆関数
① 対数関数の定義域と値域を求める。
\( y=\log_{2}x \) より、
定義域は \( x \gt 0 \)、値域は実数全体
② 対数関数を式変形して、\( x \) について解く。
\( y=\log_{2}x ~\Leftrightarrow ~ x=2^{y} \)
③ \( x \) と \( y \) を入れ替えて逆関数を求める。また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となる。
\( y=2^{x} \)、定義域は実数全体
※ 逆関数のグラフは、もとの関数のグラフと直線 \( y=x \) に関して対称となる。
対数関数の逆関数の求め方は、
① 対数関数の定義域と値域を求める。
\( y=\log_{2}x \) より、
定義域は \( x \gt 0 \)、値域は実数全体
② 対数関数を式変形して、\( x \) について解く。
\( y=\log_{2}x ~\Leftrightarrow ~ x=2^{y} \)
③ \( x \) と \( y \) を入れ替えて逆関数を求める。また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となる。
\( y=2^{x} \)、定義域は実数全体
※ 逆関数のグラフは、もとの関数のグラフと直線 \( y=x \) に関して対称となる。
©︎ 2026 教科書より詳しい高校数学 yorikuwa.com
詳しい解説|指数関数・対数関数の逆関数
関数 16指数関数 \(y=2^{x}\) の逆関数の求め方と、もとのグラフとの関係は?また、対数関数 \( y=\log_{2}x \) の逆関数の求め方と、もとのグラフとの関係は?
高校数学Ⅲ|関数
指数関数 \(y=2^x\) より、値域は \(y \gt 0\) となる
両辺に底 \(2\) の対数をとり、\(x\) について解くと、
\(\begin{eqnarray}~~~y&=&2^x
\\[3pt]~~~\log_{2}y&=&\log_{2}2^x
\\[3pt]~~~\log_{2}y&=&x \cdot \log_{2}2
\\[3pt]~~~\log_{2}y&=&x\hspace{30pt}(\,∵~ \log_{2}2=1\,)
\\[3pt]~~~x&=&\log_{2}y\end{eqnarray}\)
\(x\) と \(y\) を入れ替えると、
\(y=\log_{2}x\)
また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となるので、
\(x \gt 0\)
したがって、
逆関数は \(y=\log_{2}{x}~~(\,x \gt 0\,)\)
また、逆関数のグラフは、もとの関数 \(y=2^x\) のグラフと直線 \(y=x\) に関して対称である
\( y=\log_{2}x \) より、
定義域は \( x \gt 0 \) 、値域は実数全体となる
対数関数 \( y=\log_{2}x \) を \( x \) について解くと、
\(\begin{eqnarray}~~~y&=&\log_{2}x
\\[3pt]~~~y\log_{2}2&=&\log_{2}x\hspace{20pt}(\,∵~ \log_{2}2=1\,)
\\[3pt]~~~\log_{2}2^{y}&=&\log_{2}x
\end{eqnarray}\)
真数を比較すると、
\(\begin{eqnarray}\hspace{20pt}~~~2^{y}&=&x
\\[3pt]~~~x&=&2^{y}
\end{eqnarray}\)
対数の定義(底の答え乗は真数となる)より、
\(\begin{eqnarray}~~~y&=&\log_{2}x
\\[3pt]~~~2^y&=&x
\\[3pt]~~~x&=&2^y
\end{eqnarray}\)
としてもよい。
\( x \) と \( y \) を入れ替えると、
\( y=2^{x} \)
また、もとの関数の値域が逆関数の定義域となるので、定義域は実数全体
したがって、
逆関数は \( y=2^{x} \)、定義域は実数全体
また、逆関数 \( y=2^{x} \) のグラフは、もとの関数 \( y=\log_{2}x \) のグラフと直線 \( y=x \) に関して対称である

